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ゾイドとガンダムを好きなロボットアニメのオタクが語るブログ

機動戦士ガンダム00のすごいところ! ~キャラ編

お待たせしました…前回、機体だけで埋まったので分けた「キャラ編」です!

 

ロックオン兄弟の書き分け

なんといってもニールとライルの描写の違いが凄い!です!

双子だから顔と声は一緒ですが、性格がだいぶ違うんですよね。

それに応じて、担当声優の三木眞一郎さんも演じ分けされているので

口を開けばどっちかわかるという…声優さんってすごいですよほんと……

ちなみにこの二人は髪型も少し違う、という書き込みをちらっと見かけたのですが、

言われてみれば若干ライルのほうが跳ね気味…?

これはソース確認したいところです。設定画とかにあるのかなあ

 

ニールは周りに気を使えて、空気が読めて、些細なことに気がつける

まさに苦労人タイプなのですが、大変さを表に出さない大人なので

それはそれは魅力的でした。でした…でしたよ

他の3人は年齢的にも精神的にも不安定でしたが、

彼がいなければもっと混沌としていたんだろうなと思います。

実際に兄であったからか、年長者としての振る舞いが自然なのも良いですね。

 

フェルトにも優しかったですし…あれは好きになっちゃうでしょ…

でもニールの方は特にフェルトに気があるわけではなく、

ただ「兄として」接していたのがまた切ない。

フェルト自身も2ndでニールへの想いを断ち切れたのは良いのですが、

シフトした相手が刹那なので…もっと辛い道だぞそれ……

 

そしてフェルトといえば、2ndでのライルとのやり取りですね。

まさにこのシーンがロックオン兄弟の描写で私が大好きなところでして、

「死んだニールの面影を自分に重ねている」フェルトに突然キスをするという、

「硬派(少なくとも見えている範囲ではそう取れる)なニールが決してしなかったであろう」

行為をすることで「自分はニールとは違う」ことを彼女に理解させる。

これは視聴者側にも「彼はライルであってニールではない」という事実を

叩きつけているんじゃないかと思います。

そしてこの行為は同時に、フェルトにニールを諦めさせることにも繋がる…

ライル、さりげなく嫌な役回りをやってくれているんですよね。これはこれでカッコいいんだよな…

 

同じ顔だからって、死んだ兄と同じように見られるって

かなりライルにとったらストレスだったと思うんですよ。

明らかに性格が違うのに、「ニール」を求められるわけです。

皆、自分のことを「ライル」ではなく「ニール」として見ている…

そんなの、「ライル」としてのアイデンティティが無くなってしまいそう。

だからこのシーンは、死人に囚われたフェルトを救うだけでなく、

ライル自身も間接的に救っているんじゃないかなと、そう思うんです。

少なくともフェルトは、ライルのことを「ライルとして」見てくれるようになるわけですから。

 

結局、ライルはアニューと一気に距離を縮めるわけですが…

これはなかなかに急展開だなあと、私ですら思いました。

理屈はわかるんですけどね。

「お互い、トレミーには途中から参加した」っていう共通項、これに尽きるかなと。

視聴者含め、ずっと同じトレミーのクルーに突然入れられて、

しかもライルに至っては前任者が兄のポジションで、

そりゃあ疎外感を感じないわけがないんです…

だからこそ、同じく途中参加組のアニューと接する機会も多かったでしょうし、

その2人がくっつくのは自明ではあるんです。

ただ、もう少しその過程書いてくれてもいいじゃん…!!

もっと2人のやり取り見たかったなあ…

ライル、絶対軽口叩いた舌の根も乾かぬうちに、真面目に愛を囁くでしょ…

それにたじろいだり怒ったりするアニュー絶対可愛いでしょ…見たかった……

 

 

 

話はニールに戻りますが、普段は落ち着いていてまとめ役、仲介役に回りがちな彼が

家族の話になると我を忘れるのが良いですよね。

彼はまだ人間なのだなと思い起こさせてくれるといいますか。

でも、刹那に銃を向けても、ちゃんと彼の思いを聞き入れて、納得して、

しっかり銃を下ろせるのはやっぱり凄くよく出来た人なんだなあと。

 

だからこそ、サーシェスとの戦いから死に際までは

建前も何もなく、ただ「ニール・ディランディ」としての彼が見られて良かったです。

最期に、一人の人間に戻れて良かった。

 

残された方はたまったものじゃないでしょうけどね。

目の前で死なれた刹那はもちろんですが、

遠回しに死亡の原因を作ってしまったティエリアなんて…

(そういえばティエリアの脆さに気付いていたのも結局、ニールだけでした。

 そりゃあティエリアだってニールに特別な想いの一つや二つ抱くわ)

 

でも死角を見抜いたサーシェスの

「見えてねえじゃねえか!」からの怒涛の攻撃、あれかっこよかったですね…

推しが推しを殺すの何回目だって感じですけど好きなシーンです😊

だってほら、ロボットアニメなんて人が死んでなんぼだし(そんなことはない)

 

 

ニールとライルの書き分けは、他にも

「狙撃のニール、速射のライル」

と、戦い方にも如実に現れていると思います。

2ndでの最後のサーシェス戦、最終的に白兵戦になりましたが

あの速さで二点撃ちできたのはライルだからこそでしょう。

おそらく、同じ状況にニールが陥ったとしたら、撃ち漏らしているのでは…

(まずニールは生身で二点撃ちできない気がする)

 

 

とか言ってますけど私が好きなライルの戦闘シーンは

前回の記事にも書きましたが、メメントモリ攻略戦です…w

なのでライルが早撃ちじゃなくて思いっきり狙撃してます……ごめんライル……

 

 

 

…気付いたらロックオン兄弟だけで筆が乗り過ぎでは?!

残りのキャラ語りは更に記事わけますね…すみません……

 

 

 

 

 

ここまで書いておいて何なんですけど、私が00で一番好きなのラッセなんですよ

Billede

ラッセなんです!!!!ほんとです!!!!

それはそうとこのラッセ、角度とヘッドレストのせいでシャギアに似てない…?